米子沢遡行(上越国境 巻機山)
上越国境 巻機山 1968m
日 時 平成18年09月24日(日)
参加者 よしださん、高橋さん、R子さん、LTQ(私)
行き先 米子沢(上越国境 巻機山)
天 候 晴れ時々曇り(山頂部は時折ガスがでる)
気 温 24日 13.3度〜22.2度
風 速 1M〜2M (06:00〜15:00)
風 向 南東→東南東→北北東→北西→北北西
気象データは(湯沢 H=340m)
ウインドプロファイラ(高田12時 1km:4m・2km:2m・3km:3m)
目 的 個人山行 沢遡行
装 備 日帰沢遡行 基本装備
登はん用具:ロープ(メインロープ使用せず)
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
飲み物:水1.0L
食料品:握り飯5個、いなり寿司3個 嗜好品 つまみ
残 量:握り飯 1個
その他 嗜好品
コースタイム 事 柄
04:15分 自宅発 コンビニに立ち寄り、買物
04:40分 ふるさと村着
05:00分 ふるさと村発
06:55分 桜坂P着 案外空いている(740m)
07:12分 桜坂P発。
07:26分 作業道路から入渓 作業用舗装道路を経て入渓(815m)
08:09分 大高巻 大滝の大高巻(1,025m)。
08:22分 沢床に降りる 巻道が明瞭(1,080m)
10:00分 アクシデント アクシデント発生
10:50分 分岐 山頂方向への分岐。(1,736m)
11:10分 沢から離れる 沢遡行の終了(1,780m)
11:14分 避難小屋着 避難小屋着(1,800m)
12:54分 避難小屋発 避難小屋発(1,800m)
15:10分 桜坂P着 (740m)
18:10分 ふるさと村着 解散
データ
TP積算距離 9.78km
TP移動時間 3:54
移動平均速度 2.5km
全体平均速度 1.5km
総上昇量 1,287m
以上GPSデータ
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GPSLOG | 天気図気象庁HPより | 台風の雲は東海上 | 一休み | 明るい渓相 |
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大ナメ | 滑らないように | もう直ぐ終了 | 草紅葉が始まっていた | 天狗岩 |
概略
豊栄山岳会のよしださんから米子沢遡行のお誘いを貰い参加させていただく事にした。焼峰の沢で随分痛めつけられたので、今度は明るい渓相の沢に行きたいものだと考えていたので、よしださんの計画に飛び乗った。参加メンバーは、よしださん、高橋さん、R子さん、(以上豊栄山岳会メンバー)と私である。
心配していた、台風14号もどこかに行ってしまい雨の確率は非常に低くなり遡行が楽しめた。
記録
朝、3:30起床。お茶を飲みながら、インターネットで天気図、予報文を確認する。相変わらず会津側の天気は曇り。群馬、新潟は晴れである。準備をして4:15自宅を出る。
コンビニに寄り朝食用の握り飯等を購入し、新新バイパスを黒崎方向へ。夏の間に見えなかったオリオン座が南東方向に見える。
反対車線の競馬場IC付近では覆面パトに捕まっている車がある。日曜の朝っぱら暗いうちから警察もやるもんだ。と思っていたら、代行車で回送される車に酔っ払いが寝ている様だ。こっちも頑張るものだ。と妙な感心をする。
まだ暗い黒崎の集合場所を出発する。東の山並みが薄明るくなった空に黒く浮かぶ。天気は良さそうである。
川口SAで休憩後六日町ICを経て桜坂Pに到着。
桜坂Pには思ったより車が少ない。昨年は随分路上駐車も多かったのだが全体の入山者数はどうなんだろうか?
準備をして、少し戻り作業用道路を進んで、スリットの入った砂防ダム下から入渓。水は全くなし。ゴーロ帯を歩くがこれが案外退屈だ。ゴーロ帯を経て水が出てくると元気になる。40m大滝は右岸の巻き道で高巻く。巻道も良く踏まれていて歩きやすい。その後は大高巻する事も無く水際を通過した。ゴルジュ帯も全く上に登らずヘツり通過した。途中で2パーティーをパスさせて頂き順調に遡行していた。
ゴルジュ帯を経て滝を越えると、米子沢らしい明るく開けた渓相の大ナメが始まる。乾いた部分ならクライミングシューズで走れそうな斜度なのだが滑りやすい。少しの窪み、岩の割れ目等があれば歩幅を小さく窪み割れ目等を踏みながら歩くのがコツ。
この沢の岩質のせいなか、大量の雪が融雪期に磨きをかけるせいか判らないが、何せ平滑な表面で滑りやすい。
また、一端滑ると止まり難い。
大ナメを進んでいる時に、用心していた事がおきる。2番目を歩いていたR子さんがナメ部分で滑った。多分1〜2m位滑ったのだろうか?距離、傾斜共にどうという所ではないが、足を着いた場所にボウル状の穴がありその穴に足がハマり捻ったようだ。
沢の上部まで来てのアクシデントである。下る事はできないので様子を観て歩けそうなので、まずは避難小屋を目指す。ユックリと歩いて避難小屋について食事を摂りR子さんにバファリンを飲んで貰い私の怪しげなテープの巻き方でとりあえず足首の動きを抑制した。
下山が心配とはいえ、避難小屋での美味しい食事。食事を摂り高橋さんはこのまま寝袋で寝たい。とラクチンモード。
準備をして下山にかかる。R子さんの荷物の一部を別けてR子さんのザックを軽くして、ユックリとしたペースで下山する。
振り返ると草紅葉が始まっている。あと一ヶ月で雪が降る。沢シーズンの終わりも近い。天狗岩の岩峰が目を引く。徐々に標高を下げると暑くなる。沢と尾根では大違い。
トラブルというか、アクシデントがあったけれど米子沢は明るく奇麗な沢だ。
癒し系の良い沢だ。
R子さんは下山用に軽登山靴を持って来たのが幸いした。
帰りに、五十沢温泉で汗を流し帰途に着いた。高速から見る巻機方向はやっぱりガスっていた。
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